社会

2018年10月16日 17:10

聴覚障害者109人が不妊手術を強制“旧優生保護法”

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 障害者らに不妊手術が強制されていた旧優生保護法問題で、調査をしていた聴覚障害者団体は、109人が手術を強制されていたと発表しました。

 全日本ろうあ連盟は、全国の聴覚障害者団体を対象に強制不妊手術などの実態を調査した結果、21道府県で109人の聴覚障害者が強制的に不妊手術などを受けさせられていたと発表しました。ただ、109人のなかには受診の記録などが残っている例が少なく、旧優生保護法による手術なのか確認できないケースが多いということです。また、近親者やろう学校の関係者に手術を勧められたり、強制されたケースが109人中31件あったということです。旧優生保護法では、聴覚障害がある人に対して強制的に不妊手術をすることが認められていました。この問題を巡っては先月、兵庫県内の聴覚障害者の夫婦2組が損害賠償を求めて国を提訴しています。全日本ろうあ連盟は、今後も調査を継続する予定です。

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