KYBデータ改ざん 都庁や東京五輪の競技施設でも…[2018/10/17 23:30]

 東京都の小池百合子知事は免震・制振装置のデータ改ざん問題について、都庁の他に東京オリンピック・パラリンピックの競技施設でも不正が発覚した装置と同じ型の製品が使われていることを明らかにしました。

 東京都・小池百合子知事:「都有の施設で7つ、その問題のある製品を使っているということが判明致しております。(KYBとその子会社には)迅速な対応をお願いしたいと思っています」
 油圧機器大手「KYB」とその子会社の免震・制振装置の検査データ改ざん問題で、東京都は都庁の第一本庁舎と第二本庁舎のほか、東京オリンピック・パラリンピックの競技会場として建設中の「オリンピックアクアティクスセンター」と「有明アリーナ」、さらに都立松沢病院や東京消防庁の芝消防署と深川消防署豊洲出張所の7施設で問題となった製品と同じ型の製品が使われていることを明らかにしました。小池知事はこれらの製品が改ざんされたものなのか確認を進めて製品の交換など、迅速な対応を求めていくとしています。

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