不正入試問題 順天堂大学が月内の公表を見送りへ[2018/10/18 00:35]

 全国の大学医学部の調査で不正な入試をしていた疑いがあるとして、文部科学省から説明を求められている順天堂大学が月内の公表を見送る方針を決めました。

 一般社団法人「全国医学部長病院長会議」は16日の記者会見で、入試の公平性を保つための基準を作ると発表しました。順天堂大学は、その基準を踏まえて入試に問題があったかを検証し、直したうえで事実関係を公表するということです。基準作りには1カ月近くかかるとみられ、順天堂大学の説明は11月以降になる見込みです。関係者によりますと、受験シーズンが迫るなか、文科省は順天堂大に対して「不適切な点があるので自主的に公表してほしい」と求めていました。順天堂大は「個別事項については、現時点ではコメントを差し控えさせて頂く」としています。

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