東京都がホテルのバリアフリー化条例案提出へ[2018/10/20 01:55]

 東京都は今後、ホテルの客室でバリアフリー化を義務付ける条例案を来年の都議会に提出する方針を明らかにしました。

 条例案では新築や増改築するホテルのうち床面積が1000平方メートル以上を対象にしていて、出入り口が80センチ以上で室内に段差を設けないなどの項目を満たす客室にするよう義務付けます。来年2月の都議会に提出して9月に施行することを目指していて、条例が成立すれば全国で初めてだということです。都によりますと、2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは、バリアフリーの客室が一日あたり850室必要になるという試算が出ていますが、現状では300室足りないということです。都は、この条例案提出で都内のホテルのバリアフリー化を推進したい考えです。

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