再発防止策と障害者4000人採用へ 水増し問題で政府[2018/10/22 19:17]

 中央省庁が雇用者数を水増ししていた問題を受けて、政府は再発防止に向けた基本方針をまとめ、来年度中に障害者約4000人の採用を目指すとしました。

 第三者による検証委員会の報告を受けて、政府が公表した再発防止策には各省庁で障害者手帳の写しなどの関係書類を保存するほか、チェックシートを用いて複数の職員で雇用数の点検を行うチェック機能の強化などが盛り込まれました。制度を所管する厚生労働省については、各省庁向けの雇用の手引きの作成や説明会の実施などを求めています。政府は障害者を対象とした採用試験を新たに導入するなどして、来年度末までに約4000人の障害者の採用を目指す方針です。

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