東京五輪のメダル 不要の携帯電話で 銅は目標達成[2018/10/24 07:27]

 2020年東京オリンピック・パラリンピックのメダルを使わなくなった携帯電話などから作るプロジェクトで、銅が目標の量に達した一方、金と銀は半分程度しか集まっていないことが分かりました。

 東京オリンピック・パラリンピックではメダル約5000個が必要で、家庭で使わなくなった携帯電話などの小型家電、いわゆる「都市鉱山」から作ることになっています。小型家電の回収は去年4月から始まり、組織委員会は24日、今年6月末までに都市鉱山から取り出した金・銀・銅の量を発表しました。金は目標の半分を超える約17キロ、銀は1.8トンで目標の半分以下でした。一方、銅はすでに目標の量に達しています。
 リオ大会・パラ競泳銅メダル、山田拓郎選手:「メダルから皆さんの思いをより感じられる。より一層、誇らしい気分になるのではないか」
 この取り組みは来年の春まで続けられ、組織委員会は不要な家電の提供を呼び掛けています。

こちらも読まれています