辺野古移設 埋め立て承認撤回の停止 沖縄で抗議[2018/10/31 00:15]

 アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設を巡り、沖縄県による埋め立て承認撤回の効力が国土交通大臣によって停止されたことについて、沖縄県では抗議の声が上がっています。

 石井国土交通大臣:「(普天間基地周辺の)騒音等の被害の防止を早期に実現することが困難となるほか、日米間の信頼関係や同盟関係等にも悪影響を及ぼしかねない」
 石井大臣はこのように述べ、防衛省の申し立てを認めて沖縄県による埋め立て承認撤回の効力を一時、停止すると表明しました。これを受けて沖縄防衛局の前では抗議活動が行われました。
 オール沖縄会議・稲嶺進共同代表:「沖縄防衛局により審査請求、及び執行停止申し立てがなされたことは沖縄県民はじめ、国民の民意をないがしろにし、民主主義を否定するものである」
 女性:「ちょっと話し合いが必要というか、強行突破しているような感じはよくないと思う」「おかしいですよね。誰に利益があるんだというところ。日本に利益があることは1つもないような感じがする」

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