社会

2018年11月6日 05:57

残業100時間超える月も 原発構内で急死 労災認定

2018年11月6日 05:57

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 去年10月、福島第一原発構内で仕事をしていた男性が死亡しました。労働基準監督署が長時間労働による過労が原因として労災認定していたことが分かりました。

 遺族から相談を受けた全国一般労働組合全国協議会によりますと、福島県いわき市の猪狩忠昭さん(当時57)は去年10月、原発構内で倒れて搬送先の病院で死亡しました。いわき市の自動車整備会社に勤務していた猪狩さんは2012年から原発構内で使う車両の整備をしていて、亡くなる前の半年間の残業時間は過労死ラインといわれる月80時間を超えていて、100時間を超えることもあったということです。いわき労働基準監督署は遺族からの請求を受けて先月、長時間労働による過労が原因の労災と認定しました。

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