「こうのとり」カプセル回収 けさ南鳥島沖に着水[2018/11/11 11:47]

 日本の無人宇宙輸送船「こうのとり」7号機に搭載されていた小型カプセルが宇宙から地球に帰ってきました。

 9月に打ち上げられた「こうのとり」7号機は8日に宇宙ステーションから分離され、11日未明に大気圏に再突入して小型カプセルを切り離しました。JAXA(宇宙航空研究開発機構)によりますと、カプセルは11日朝、南鳥島沖に着水して回収されたということです。宇宙ステーションで宇宙飛行士が組み立てたカプセルには無重力の環境で結晶化させたたんぱく質などが入っています。この貴重な試料は13日にJAXAの筑波宇宙センターに届く予定で、「こうのとり」7号機のミッションは成功で完了です。

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