医療機関で外国人巡るトラブル増加 厚労省が対策へ[2018/11/15 17:11]

 訪日外国人が過去最高となるなか、病院などでは外国人を巡るトラブルが増えていることが分かりました。

 厚生労働省によりますと、去年、日本を訪れた外国人観光客は過去最高の約2900万人でした。外国人観光客の受け入れ可能な医療機関を対象とした調査では、1378の医療機関のうち486施設が「外国人から医療費が支払われなかったことがある」と回答しました。外国人観光客の増加に伴って医療費の未払いのほか、言語の違いによる意思疎通に関するトラブルも増えているということです。2020年のオリンピック・パラリンピックに向けてさらに外国人観光客が増加すると見込まれることから、厚労省は外国人の受け入れ拠点となる医療機関の整備などの対策を年度内に取りまとめる考えです。

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