振り込め詐欺が過去最多 京急に協力依頼 警視庁[2018/11/19 22:44]

 過去最多のペースで増加している振り込め詐欺を未然に防ごうと警視庁は、駅のホームに詐欺撲滅に向けたポスターの掲載や不審な乗客に駅員が声掛けをするよう協力を求めました。

 振り込め詐欺など特殊詐欺の現金の受け渡し場所に駅のホームが指定されるケースが急増していることから、警視庁蒲田署や品川署など6つの警察署が京浜急行電鉄に詐欺被害の防止を求める協力を依頼しました。警視庁によりますと、京急電鉄の各駅のホームに詐欺撲滅を訴えるポスターの掲示や不審な様子の高齢者がいれば駅員らが声掛けし、警察に通報するよう求めました。北品川駅では、駅員の声掛けによって今年だけで6回の詐欺を未然に防いでいます。東京都内では10月までに振り込め詐欺の被害額が56億円に上っていて、過去最多のペースで増加しています。警視庁は、民間企業などと協力して詐欺を撲滅したいと呼び掛けています。

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