築地残留を訴える2業者の冷蔵庫などを撤去[2018/11/27 09:37]

 市場の豊洲移転後も営業継続を主張し、築地市場の敷地内に残されたままになっていた仲卸業者の所有物が撤去されました。

 先月、閉場した築地市場は解体工事が行われています。その一方で、市場機能が移転した後も営業継続を主張する水産仲卸の2業者が冷蔵庫などを撤去せず、残したままにしていました。都は先月、東京地裁に対し、土地と建物の明け渡しを求める仮処分を申し立てていましたが、東京地裁は22日、仮処分を認める決定を下しました。この決定を受けて、東京地裁の執行官3人が26日午前、敷地内に残っていた冷蔵庫など2業者の所有物を敷地内から撤去したということです。都は今後、2業者に対して行政処分も含めた対応を検討するとしています。

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