帰還カプセルが大役まっとう「計画通り100点以上」[2018/11/27 23:34]

 ISS(国際宇宙ステーション)からたんぱく質の結晶などの実験試料を載せて地球に帰還した回収カプセルの本体が公開されました。

 回収カプセルチーム長・田辺宏太氏:「非常にうまくいったと思っています。計画通りの日程ですべてうまくいきました。私は100点以上あげたいです」
 JAXA(宇宙航空研究開発機構)によりますと、カプセルは無人の宇宙輸送機「こうのとり」から分離され、大気圏に再突入した時は最高で2000度ほどになったとみられる高温にも耐えて11日に地球に無事、帰還しました。カプセルには黒く焦げた部分も見られますが、大きな破損や亀裂はありませんでした。内部の温度も設計通り4度ほどに保たれていて、持ち帰ってきたたんぱく質の結晶などの実験試料も無事だったということです。

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