京成電鉄 全線運休問題 原因は「塩害」と判明[2018/11/27 21:46]

 先月、都内と成田空港などを結ぶ京成電鉄が全線で運休した問題で、台風による塩害が原因だったことが分かりました。

 台風24号が首都圏を通過した後の先月5日、京成電鉄は停電などのトラブルで全線で運転を見合わせて45万人以上に影響が出ました。今月27日、京成電鉄は台風の影響でケーブルの接続部や電車のパンタグラフに塩分が付着してショートするなどした塩害が原因だったと発表しました。今後は、全線で塩分に対して耐久性のある部品に交換するほか、車両や電源設備などの点検と清掃を強化するということです。2012年の台風でも同じような被害が起きていて、耐久性のある部品への交換を進めていました。京成電鉄は「対策のスピードが遅かったのは反省点だ」としています。

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