秋篠宮さま53歳誕生日 「大嘗祭」国費支出に疑問[2018/11/30 11:46]

 秋篠宮さまは30日に53歳の誕生日を迎えられました。新天皇の即位に伴う「大嘗祭(だいじょうさい)」の費用について、すでに政府は国費を支出することを決めていますが、秋篠宮さまは会見のなかで皇室の私的財産で賄うべきだとの持論を明かされました。

 秋篠宮さまは、来年11月に行われる皇室行事の大嘗祭について「宗教色が強いものを国費で賄うことが適当かどうか」「身の丈に合った儀式」にすることが「本来の姿ではないか」として、費用は天皇家の私的財産である「内廷会計」を使うべきだと述べられました。このような考えを宮内庁長官に伝えたものの、話し合いにはつながらず、「言ってみれば、話を聞く耳を持たなかった」「非常に残念なことだった」と批判されました。前回、平成の代替わりの大嘗祭では国費として約22億円が計上されました。当時、官邸事務方トップの官房副長官を務めた石原信雄氏は、内閣は手順を踏んで結論を出したと振り返ります。
 元官房副長官・石原信雄氏:「(当時は)両極端の意見がありましたので、最終的には政府の責任で皆さんの意見を念頭において決めさせて頂きますということに落ち着いたわけです。それなりの手順を踏んで結論が出されたと思っています」
 また、秋篠宮さまは会見で、長女の眞子さまと小室圭さんの結婚について、現状では一般の婚約にあたる「納采の儀を行うことはできない」とも述べられました。

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