「子どもへの虐待防止」条例の骨子案公表  東京都[2018/11/30 23:32]

 東京都は、保護者による体罰や暴言を禁止する内容を盛り込んだ子どもへの虐待防止条例の骨子案を公表しました。

 東京都・小池百合子知事:「子どもの虐待死を起こさせないための様々な工夫と課題をよく吟味しながら、より良い条例案にしていきたいと考えております」
 都は30日、東京・目黒区の5歳の女の子が3月に虐待死した事件を踏まえて検討してきた子どもへの虐待防止条例の骨子案を公表しました。保護者による体罰や暴言が子どもへの虐待につながる恐れがあることから、これらを禁止する内容が盛り込まれました。都によりますと、子どもへの虐待防止条例は10府県で制定されていますが、保護者による体罰や暴言の禁止が盛り込まれたのは初めてだということです。都は一般からの意見を募集したうえで、来年の都議会に提案するとしています。

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