小池知事「断じて認めない」“東京標的”税制に反発[2018/12/05 05:54]

 東京都の小池百合子知事は、政府・与党が検討している都の税収の一部を地方へ配分する新たな措置について「断じて認められない」と反対の姿勢を示しました。

 東京都・小池百合子知事:「東京を標的とした税制度の見直しは断じて認めることはできません。地方自治体による行財政改革を軽視するものであります」
 小池知事は4日に開会した東京都議会の所信表明演説で、政府・与党が検討している都の地方法人課税の一部を地方に配分して税収の偏りを是正する新たな偏在是正措置について反対する姿勢を改めて示しました。企業が自治体に納める地方法人課税は大都市と地方の格差が大きいことから、現在も都の約4200億円が地方に配分されています。小池知事は「東京の力を弱めると日本全体の力を弱める」と強調しました。

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