東名あおり事故裁判 被告の男「申し訳ない」と謝罪[2018/12/05 11:45]

 東名高速であおり運転の末、事故を引き起こして夫婦を死亡させたなどの罪に問われている男の裁判で被告人質問が行われ、男は「申し訳ないと思います」と謝罪しました。

 (社会部・金井誠一郎記者報告)
 傍聴席からは証言台に立った石橋和歩被告は後ろ姿しか見えず、表情は読み取れませんでしたが、鼻をすすりながら、泣いているような声で謝罪の言葉を口にしました。石橋被告は弁護側から萩山さん夫婦が死亡し、子どももけがをしたことについてどう思っているのか尋ねられ、「こういう事件を起こして申し訳ないと思います。本当にすみませんでした」と謝罪しました。謝罪を聞いている間、萩山嘉久さんの母親はハンカチで顔を覆い、非常につらそうな様子でした。その後、質問は検察側に移りました。検察側からは「どのような点で腹を立てたのか」と尋ねられると「『邪魔だ』までだったら自分も何も言わなかったかもしれないが、『ぼけ』とまで言われたから」と説明しました。そして、高速道路上の車を止めた場所が追い越し車線と分かっていたのかについて尋ねられると「その時はあんまり考えていなかったと思う」と答え、事故前後の周りの車の状況については頭に血が上っていて覚えていないということです。裁判は現在、休廷中で10分後から被告人質問が再開される予定です。