もんじゅ燃料取出しで批判「計画が場当たり的」[2018/12/08 09:37]

 高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉について監視する原子力規制委員会の検討会合で、原子力機構が来月中に当面の目標である燃料100体を取り出すと発言したことに批判が相次ぎました。

 もんじゅの燃料取り出しは8月末にスタートして年内に100体、取り出すことを当面の目標としていました。しかし、3カ月余りで50回以上のトラブルが起き、7日現在で取り出したのは54体にとどまっています。機構側は7日の検討会合で、次の保守点検前の1月末には100体すべてを取り出すと発言しました。これに対して規制委側からは「3カ月余りで54体がやっとだったのにあと1月で46体、出せるのか」「計画が場当たり的」などの批判が相次ぎました。

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