両陛下 フラメンコ版「曽根崎心中」を鑑賞[2018/12/15 00:29]

 天皇皇后両陛下は14日、東京都内の劇場で日本の古典をフラメンコで表現した異色の作品を鑑賞されました。

 両陛下は夜、東京・渋谷区の新国立劇場を訪れ、作品をプロデュースした作詞家の阿木燿子さんと阿木さんの夫で音楽監督を担当した作曲家の宇崎竜童さんとともに舞台を鑑賞されました。この作品は近松門左衛門の代表作「曽根崎心中」をフラメンコで表現したもので、両陛下は、愛し合う男女がお互いの命を投げ出すクライマックスの場面などを楽しまれました。公演の最後に出演者が舞台の上に並んであいさつをすると、両陛下は大きな拍手を送られていました。両陛下はこれまで2回、この作品を鑑賞する予定がありましたが、直前に災害が起こるなどしたため、いずれも取りやめになっていました。

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