根本的見直しへ「妊婦加算」1月から凍結に 厚労省[2018/12/19 11:40]

 妊娠した女性が医療機関を受診した際に追加される料金「妊婦加算」が来年1月から凍結されることが19日午前に決まりました。

 妊婦加算は妊婦や胎児に配慮した診療を促すために今年4月から導入された制度ですが、患者の自己負担が増えることに対して批判が相次いでいました。こうした状況を受けて午前、厚生労働省の審議会で来年1月から妊婦加算をいったん凍結することが決まりました。導入からわずか9カ月で制度自体の廃止も視野に、抜本的に見直されることになりました。厚労省は一方で、新たに有識者会議を設けて妊婦への丁寧な診療の在り方について議論していくということです。

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