アスベストで肺がんなどを発症 1039人が労災認定[2018/12/20 05:56]

 アスベストを吸って肺がんなどを発症し、2017年度に労災認定を受けた人が1039人に上ることが分かりました。

 厚生労働省によりますと、建設作業などに従事した際にアスベストを吸って肺がんなどを発症し、2017年度に労災認定を受けた人は1039人でした。また、すでに死亡した15人の遺族に対し、特別給付金が支給されることが決まりました。厚労省はこうした人が働いていた事業所879カ所をホームページで公表し、20日から2日間、電話相談の窓口を設置することにしていて、「公表した事業所で働いていた人や周辺に住んでいた人は相談してほしい」と呼び掛けています。

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