年末にかけて重大な事故が増える傾向にあることから警視庁南大沢警察署が、冬至の時期に合わせて地域特産の「ゆず」を配りながら交通安全を呼び掛けました。
東京・八王子市で20日、南大沢警察署の署員らが車のドライバーに歩行者や自転車に優しい運転を心掛けてもらおうと、「譲り合い運転」にかけて地元農家が育てた特産の「ゆず」を配布して交通事故防止を呼び掛けました。警視庁は、東京都内の1年間の交通事故の死者数を140人以下にするという目標を掲げていますが、前の年と比べて事故の件数は減っているものの、これまでに132人が亡くなっています。南大沢警察署の大嶺忍署長は「人も車も譲り合って事故を減らしてほしい」と話しました。
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