皇居で「春飾り」の準備大詰め 平成最後の正月彩る[2018/12/26 11:59]

 皇居では、平成最後の正月を彩る「春飾り」の準備が大詰めを迎えました。

 春飾りは松竹梅やフクジュソウなどの縁起物の草木をあしらった伝統的な盆栽で、毎年、正月に皇居の宮殿や天皇皇后両陛下のお住まいである御所などに飾られます。皇居の一画で12月初めから制作が続けられていて、30日に行われる飾り付けに向けて準備が大詰めを迎えています。宮内庁によりますと、古いものでは樹齢150年を超えるウメの木が使われていて、大きなものは高さが2メートルにもなります。立体的に見えるよう、いかにバランス良く植物を配置するかがポイントだということです。26日は宮内庁の職員が白い砂を敷き詰めるなど、最後の仕上げ作業を行いました。

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