新年を襲った震度6弱 未知の断層か なぜ局地的?[2019/01/04 17:03]

 熊本県で起きた震度6弱の地震はUターンラッシュを直撃し、大きな影響が出た。震源地近くで確認されている活断層はなく、「未知の活断層が動いた」可能性がある。

 あでやかな衣装で集まった約100人の新成人たち。熊本県の北西部に位置する和水町で行われた成人式は安堵(あんど)の空気に包まれていた。3日午後6時10分ごろ、熊本地方を震源とする地震が発生。和水町で震度6弱、熊本市北区と玉東町で震度5弱を観測した。熊本県によると、今回の地震で益城町の80代の女性が軽いけがをしたほか、ブロック塀が崩れるなどの被害が出ている。
 さらに、地震の直撃を受けたのはUターン客。九州新幹線の博多−熊本間はこの地震で終日運転見合わせ。年末年始をふるさとで過ごした人など約1万人に影響が出た。緊急停止した車内に閉じ込められた乗客。この車両はカーブで止まったため車体が大きく傾いている。
 帰省ラッシュを直撃した今回の地震。気象庁は3年前の熊本地震と活動領域が離れていて、直接の関係はないとみていると発表。また、今回の地震が発生した場所付近に確認されている活断層がないということで未知の活断層で起きた地震の可能性があるとした。2000年に起きた鳥取県西部地震も未知の活断層で起きたといわれているという。
 また、今回の地震は和水町のみ震度6弱。このような局地的なものになったのはなぜなのか。気象庁は今後1週間ほどは震度6弱程度の地震に気を付けてほしいと注意を呼び掛けている。

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