がん患者99万5000人 最多は大腸がん 厚労省[2019/01/17 10:11]

 2016年にがんと診断され、患者登録された人が99万5000人だったことが厚生労働省のまとめで分かりました。

 厚労省によりますと、2016年に新たにがんと診断されて患者登録されたのは約99万5000人で、男性は56万6500人、女性は42万8500人でした。男女合わせて最も多かったのは大腸がんでした。男性では胃がん、前立腺がん、大腸がんの順に多く、女性では乳がん、大腸がん、胃がんの順に多くなっています。今回はがん患者の登録が義務化されてから初めてのまとめで、2015年の89万1000人から患者数が約10万人増えました。厚労省は登録の義務化で患者数などが正確に把握できるようになったと分析していて、調査結果をがんの早期発見や研究開発につなげたい考えです。

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