去年の自殺者は2万598人 9年連続で減少[2019/01/18 10:16]

 去年の自殺者数は約2万600人で、9年連続で減少したことが分かりました。

 厚生労働省によりますと、去年自殺した人は前の年から700人余り減り、2万598人でした。人口10万人あたりの自殺者の数は16.3人で統計を取り始めた1978年以来、最も少なくなりました。厚労省は景気の回復が自殺者数の減少につながっていると分析しています。都道府県別にみると、自殺率が最も高いのは山梨県で、青森県、和歌山県と続いています。一方で、10代の自殺者の数は横ばい傾向が続いていて、若者への自殺対策が課題となっています。

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