航空業界飲酒問題 JALやANAなど再発防止策を提出[2019/01/18 23:27]

 パイロットや客室乗務員の飲酒問題で、日本航空や全日空などは再発防止策を国土交通省に提出しました。

 日本航空は去年10月、ロンドンで副操縦士が大量の飲酒を理由に逮捕されて実刑判決を受けた事案で事業改善命令を受けました。また、12月に客室乗務員が乗務中にシャンパンを飲んでいた件でも事業改善勧告を受けています。日本航空は再発防止策としてパイロットと客室乗務員の乗務前24時間以内の飲酒の禁止を継続するほか、乗務の前後に機器を使った呼気アルコール検査を行うということです。また、処分を厳格化するほか、グループ全社員への教育などを行うとしています。全日空もパイロットと客室乗務員は当面の間、滞在地での乗務24時間以内から飲酒を禁止して乗務の前後に検査を行うということです。国交省は航空各社に立ち入り検査を行い、再発防止策の実施状況を確認する方針です。

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