4カ月遅れで… 福島第一原発3号機 燃料取り出しへ[2019/01/21 20:00]

 福島第一原発3号機の使用済み燃料取り出しがトラブルから遅れている問題で、東京電力は予定より4カ月遅れの今年3月末から開始する方針を明らかにしました。

 この問題は3号機の使用済み燃料取り出しが、当初は去年11月に開始する予定だったものの、東芝グループが納品したクレーンや機器、ケーブルの不具合から遅れているものです。東電はその後、安全点検を重ね、燃料取り出しの基本動作の確認はほぼ完了したとして、燃料取り出し開始を4カ月遅れの今年3月末に開始する方針を示しました。ただ、廃炉工程にどの程度影響するかは「今後検証する」としています。

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