火災から文化財を守れ!東京・護国寺で消防訓練[2019/01/24 17:00]

 文化財防火デーを26日に控え、東京・文京区にある護国寺で火災から文化財を守る消防訓練が行われました。

 訓練は国の重要文化財に指定されている文京区の護国寺で、法要の最中に強い地震が発生して本堂から火が出た想定で行われました。僧侶たちが参拝客の避難誘導をした後、この訓練用に用意したレプリカの仏像などを本堂から運び出しました。
 村上研一消防総監:「何百年も続いている文化財を火災から守り、後世に伝えていきたい。乾燥しているなか、演習をすることで文化財をしっかり守っていきたい」
 文化財防火デーは1949年1月26日に奈良の法隆寺で火災が起き、国宝の壁画が焼失したことを受けて制定され、全国各地の寺や神社などで毎年、訓練が行われています。

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