「路線バスに爆発物」想定 吉祥寺駅でテロ対策訓練[2019/02/02 22:32]

 来年の東京オリンピック・パラリンピックを控え、パブリックビューイングの会場に近いJR吉祥寺駅でテロ対策の訓練が行われました。

 訓練は東京・武蔵野市のJR吉祥寺駅の自由通路で爆発が起こり、数十人のけが人が出た想定で行われました。約120人が参加した訓練では、警視庁の機動隊員らが駅の利用客を安全な場所に避難させて負傷者を救助しました。また、路線バスに爆発物が仕掛けられた想定でテロリストを制圧したうえで、特殊な車両で爆発物を撤去するまでの流れを確認しました。武蔵野警察署の田中彰仁副署長は「地域の皆さんの多くの目がテロを未然に防ぐ力になる」と市民への協力を求めました。東京オリンピック・パラリンピックでは、JR吉祥寺駅近くの井の頭公園にパブリックビューイングの会場が設置される予定です。

こちらも読まれています