大学入試の公正確保で共通ルール 有識者会議設置[2019/02/05 19:17]

 医学部の不正入試問題を受け、文部科学省は有識者会議を設置して他の学部も含めた共通の大学入試のルールをつくる議論を始めました。

 有識者会議・岡本和夫座長:「大学入学者選抜の公正等について改めて議論し、その考え方を大学関係者のみならず、広く社会と共有していくことが大変、重要であると考えている」
 文科省は医学部だけでなく、他の学部も含めて入試の公正性を保つ共通ルールをつくるための有識者会議を設置しました。5日の初会合では大学の学長や教授ら約10人が出席して、10の医学部入試を不適切と指摘した緊急調査結果などについて文科省の職員から説明を受けました。今後は、大学入試の募集要項や合否判定の在り方などについて議論し、今年の春をめどに結論を出すということです。

こちらも読まれています