東海村の放射性物質漏えい 樹脂製の袋に5mmの穴[2019/02/09 10:57]

 茨城県東海村の施設で放射性物質が漏れた問題で、容器を包む樹脂製の袋に穴が開いていたことが分かりました。

 先月30日、東海村にある核燃料サイクル工学研究所で密閉された設備から放射性物質の入ったステンレス製容器を取り出した際、放射性物質の漏洩(ろうえい)を検知する警報が鳴りました。現場で容器を包む袋の交換をしていた作業員9人に被ばくはありませんでした。原子力機構によりますと、容器を包む樹脂製の袋に5ミリほどの穴が見つかり、そこから漏洩したとみられています。作業前に穴がないことは確認されていて、機構は穴ができた原因を調べています。

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