厚労副大臣 “虐待防止”弁護士、警察OB活用の意向[2019/02/09 10:55]

 千葉県野田市で10歳の女の子が死亡して両親が逮捕された事件で、大口厚生労働副大臣は再発防止に向けて弁護士や警察OBの積極的な活用を検討する意向を示しました。

 大口厚生労働副大臣:「弁護士とともに対応する体制を強化しないといけないと思います。児童相談所に警察OBに(職員に)なってもらうとか、あるいは兼務。そういうことも考えていかないといけない」
 大口厚労副大臣と浮島文科副大臣は8日、野田市役所を訪れ、市や千葉県の幹部と面談し、事件の対応の経緯について聞き取りました。その後、取材に応じた大口厚労副大臣は児童相談所や学校、教育委員会の連携が大切だとしたうえで、よりきめ細かい対応のため、こうした関係機関に弁護士や警察官のOBをさらに活用していく意向を示しました。厚労省と文科省はそれぞれ13日に再発防止策を検討する委員会や会合を開きます。

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