最高裁の草野耕一判事が就任会見 抱負語る[2019/02/13 23:50]

 最高裁の判事に就任した草野耕一氏(63)が会見を開き、「豊かで公正で寛容な社会の形成に精力を尽くしたい」と抱負を語りました。

 第一東京弁護士会に所属する草野氏は6日に定年退官した鬼丸かおる判事の後任として、13日付で最高裁の判事に就任しました。就任にあたって会見を開いた草野氏は「豊かで公正で寛容な社会の形成に精力を尽くしたい」と語りました。今後の課題については「法律問題を国民が司法の場によって解決されると願うインセンティブを抱いてもらう制度が必要」としています。草野氏は東京大学法学部在学中の1977年に司法試験に合格した後、1980年に弁護士登録して、これまで楽天の社外取締役やハーバード・ロー・スクールの客員教授などを歴任してきました。現在は、弁護士活動の他に慶応大学大学院の教授などを務めています。

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