千葉県と川崎市ではしか相次ぐ 搬送の消防隊員も[2019/02/26 05:58]

 はしかの感染が全国的に拡大するなか、千葉県でははしかの患者を搬送した消防隊員が発症し、川崎市では海外から帰国した幼い男の子の感染が確認されました。

 千葉県は25日、千葉県長生郡の消防本部に所属する30代の男性消防隊員がはしかを発症したことを明らかにしました。この隊員は10日、千葉県茂原市ではしかに感染した女性患者を搬送した際に感染した可能性があるということです。一方、川崎市でも11日に海外から帰国した幼い男の子の発症が明らかになりました。帰国から1週間後に発熱し、23日に感染が確認されました。男の子は発熱後の20日にJR京浜東北線の川崎−東京駅間、山手線の東京−御徒町駅間、上野東京ラインの上野−川崎駅間を利用していました。市は同じ時期にこの経路を利用した人に注意を呼び掛けています。

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