午後に追加調査の結果公表 不正統計で特別監察委[2019/02/27 10:32]

 厚生労働省の不正統計問題を巡って追加調査を行ってきた特別監察委員会は27日午前に終了し、午後に調査結果を公表します。

 厚労省の毎月勤労統計は2004年から不適切な方法で調査されていました。弁護士などで構成される特別監察委員会は先月、隠蔽はなかったと結論付けましたが、第三者性への批判を受けて追加調査を行ってきました。これまでに59人の職員らにヒアリングしましたが、隠蔽を認めた人物は1人もいなかったことがANNの取材で分かっていて、追加調査でも組織的な隠蔽は認められない見通しです。一方、委員会は担当部署の歴代の室長について当時の認識などを詳しく調べていて、個人レベルでの隠蔽を認めるかどうか27日朝から詰めの議論を行い、先ほど終わりました。報告書は午後に公表されます。

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