宮城で2人の死亡確認 東日本大震災の死者1万5897人[2019/03/07 19:16]

 東日本大震災からまもなく8年となります。宮城県内ではこの1年間に男女2人の死亡が確認され、死者数は1万5897人となりました。

 警察庁によりますと、1日現在で東日本大震災で亡くなられた人の数はこの1年間で2人増え、12の都道県で1万5897人となりました。去年3月と10月、宮城県の石巻市と気仙沼市で骨が見つかり、DNA鑑定などの結果、震災直後から行方不明となっていた60代の男女と判明しました。発災からまもなく8年となりますが、いまだに行方不明者は2500人を超えていて、警察官などが捜索活動にあたっています。被害の大きかった宮城、岩手、福島で身元が確認された遺体のうち半数以上が65歳以上の高齢者です。

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