まもなく8年 今も不明者捜し、風化させない努力[2019/03/08 17:20]

 まもなく8年、最愛の人を捜し続ける人たちがいる。

 2533人。これだけの人の行方が今もなお分かっていない。宮城県東松島市では、震災行方不明者を捜す相談所が開設された。そこには相談に訪れる人の姿も。仙台市では、被災地で見つかった持ち主の分からない写真やアルバムなどの展示、返却会が行われた。岩手県陸前高田市では、津波の怖さを伝えるために15.1メートルの大津波の高さを示す看板をモニュメントとして移設して資料館が建てられた。福島県楢葉町では、住民の約7割が避難した福島県いわき市の市民に感謝して無料で温泉に招待した。

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