追悼の言葉書いた「木の葉」を海へ 福島・相馬市[2019/03/11 23:32]

 東日本大震災で400人以上が犠牲になった福島県相馬市では、遺族らが犠牲者への追悼の言葉などを書いた「木の葉」を海に流す行事が行われました。

 この行事は2012年から続く追悼行事で、木の葉に犠牲者へのメッセージを書いて舟に見立てて一斉に海へ流します。遺族や地元の人のほか、福島県や兵庫県の小学生が書いた約6000枚の木の葉が集まりました。
 同級生4人を亡くした荒木稠子さん:「見守ってね、なんて書いたんですけど。涙が出てきて、8年経っても忘れられないです。前を向いて、皆とやっていこうと思う」
 参加した人は、たくさんの思いがこもった木の葉を海に流していました。

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