「サリン」まかれた想定で 駅構内でテロ訓練[2019/03/13 09:48]

 来年の東京オリンピック・パラリンピックを前に、東京・荒川区の南千住駅でテロリストが猛毒「サリン」をまいた想定の対策訓練が行われました。

 荒川区にあるつくばエクスプレスの南千住駅の構内で行われた合同訓練には、警視庁や荒川区役所などから約40人が参加しました。訓練は利用客に扮したテロリストがペットボトルに入った猛毒「サリン」をまいた想定で警察官らが利用客の救助や避難を誘導したほか、警視庁NBCテロ捜査隊がサリンの除去や除染作業の手順を確認しました。警視庁南千住署の稲垣政美署長は「テロ対策には官民の連携が必要不可欠。官民が一体となって万全を期したい」としています。

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