著作権法改正案 文科大臣が国会への提出見送り表明[2019/03/13 23:36]

 インターネット上の違法ダウンロードの規制対象を拡大する著作権法改正案について、柴山文部科学大臣は今の国会への提出を見送ることを明らかにしました。

 政府の著作権法改正案は、違法ダウンロードの対象を現在の音楽、映像から漫画や書籍、研究論文などすべての著作物に拡大することが柱です。漫画家などの間から「一般の利用者の萎縮につながりかねない」といった批判が出ていることなどを踏まえ、柴山大臣は報道陣に対して「国民の十分な理解を得られなかった」などとして、今の国会への法案提出を見送ることを明かしました。また、柴山大臣は「これまでの議論はやり取りの状況も含めて対外的にしっかりとオープンにされていなかったきらいもあった」とも述べ、今後については幅広い関係者に意見を聞き、議論を進める意向を示しました。