東日本大震災で活躍の海保ヘリ「おおるり」が引退[2019/03/21 05:57]

 東日本大震災の翌日に仙台市で孤立した住民の救助活動にあたった第2管区海上保安本部のヘリコプターが引退します。

 引退するのは、仙台航空基地所属のヘリコプター「おおるり」3機です。定員は5人で、操縦士の訓練や警備のために使用されてきました。つり上げ装置などの設備は搭載されていませんが、東日本大震災の翌日に仙台市若林区の旧荒浜小学校で孤立状態だった住民21人を救助しました。
 救助にあたった高橋潤機長:「いち早く子どもたちを安全な場所に運んであげたいな、助けてあげたいなという気持ちはすごくありました」
 引退するのは老朽化のためで、すでに新しい機体の配備が完了しています。

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