普天間基地の辺野古移設問題 沖縄県が国を提訴[2019/03/23 00:05]

 普天間基地の辺野古移設に向けた土砂の投入が続くなか、沖縄県は国を相手取り、新たな裁判を起こしました。

 移設工事を中止させるため、沖縄県は去年8月に辺野古沖の埋め立て承認を撤回しましたが、国はその効力を無効として去年12月に土砂の投入を始めました。これに対し、沖縄県は国が埋め立て承認の撤回を無効としたことは違法だとして、22日に福岡高裁那覇支部に提訴しました。辺野古移設を巡る国と沖縄県との裁判はこれで6回目となります。
 菅官房長官:「辺野古移設が唯一の解決策という考え方に変わりはありません。政府の取り組みについて丁寧に説明をし、地元の皆さんのご理解とご協力を得ながら粘り強く進めていきたいと思います」

こちらも読まれています