大雨避難で警戒レベル導入 西日本豪雨を教訓に[2019/03/29 11:49]

 内閣府は大雨による災害の時に住民が取るべき行動と南海トラフを震源とする巨大地震が発生した際の対応について、ガイドラインをまとめました。

 去年7月の西日本豪雨では、様々な防災情報が発信されていたにもかかわらず、多くの住民が活用できませんでした。内閣府は大雨や土砂災害で危険が迫っている時の住民に対する避難情報を5段階の警戒レベルで発表するガイドラインをまとめました。警戒レベル3では高齢者ら移動に時間がかかる人が避難を開始し、レベル4では地域住民全員が避難を開始します。レベル5では、すでに災害が発生していて命を守るための最善の行動を呼び掛けます。市町村は、このガイドラインを受けて6月ごろから運用を開始する予定です。
 山本内閣府防災担当大臣:「警戒レベル4になったら皆、逃げて下さい」
 また、南海トラフを震源とする巨大地震の対応についてもガイドラインをまとめました。南海トラフの周辺では、巨大地震の発生後に別の震源域でより大きな地震が発生した記録があります。このため、ガイドラインではマグニチュード6.8以上の地震が発生した場合、専門家による評価検討会がすぐに開かれ、新たに起きる恐れのある巨大地震に警戒するよう呼び掛ける情報を発表します。また新たな地震による津波で大きな被害が予想される地域では、巨大地震が発生する前に1週間にわたって避難するよう呼び掛けます。

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