出入国在留管理庁の初代長官に佐々木聖子氏が就任[2019/04/01 18:59]

 出入国在留管理庁の初代長官に就任した佐々木聖子氏(57)が1日に会見し、「より信頼され、喜ばれる行政になっていくために努力していきたい」と抱負を語りました。

 佐々木氏は法務省入国管理局長から昇格する形で、1日に発足した出入国在留管理庁の初代長官に就任しました。1日から始まった外国人労働者の受け入れを拡大する新たな制度について、「大きな期待と大きな不安の両方の声があることを強く認識している」としたうえで、「技能実習で起きた様々な問題を特定技能の制度のなかで起こらないようにすることが極めて大事だ」と述べました。佐々木氏は1985年に法務省に入省した後、入国管理局総務課長や大臣官房審議官などを歴任し、長く入国管理行政に携わってきました。

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