小惑星にクレーターを 「はやぶさ2」が世界初挑戦[2019/04/05 11:52]

 探査機「はやぶさ2」が地球から約3億キロ離れた小惑星「リュウグウ」に人工的なクレーターを作るための衝突装置の分離に成功しました。世界初の挑戦です。

 JAXA(宇宙航空研究開発機構)は小惑星「リュウグウ」に金属弾を撃ち込み、人工のクレーターを作るための衝突装置を5日午前10時56分にはやぶさ2から分離したと発表しました。衝突装置は分離から40分後に爆発するようセットされているため、計画通りに進んでいた場合、午前11時36分に爆発して金属弾がリュウグウに撃ち込まれたとみられます。小惑星に人工的なクレーターを作るのは世界初の挑戦です。人工のクレーターができたかどうかの確認は2週間後になる予定です。

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