「はやぶさ2」はいま？　JAXAから最新リポート[2019/04/05 12:30]

　探査機「はやぶさ2」のミッションを見守るJAXA（宇宙航空研究開発機構）の会見室から報告です。

　（社会部・前田万里奈記者報告）
　はやぶさ2は現在、爆発が起きた時にリュウグウの破片などから身を守るためにリュウグウの裏側に逃げていて、それを見守る状況になっています。5日午前8時30分からずっと行動を見守っていましたが、衝突装置の分離に成功した瞬間も拍手などが起きていましたが、まだ緊張した様子が残っていました。30分前ぐらいに、はやぶさ2の無事が確認され、退避行動に入ったことが確認された瞬間は緊張の糸が一気に解けたようにわーっと大きな盛り上がりを見せて笑顔や手をたたき合う人もいました。

　（Q.ミッションの前はかなり張り詰めた雰囲気だったか？）
　冒頭の会見でも何よりもはやぶさ2の安全を優先したいということを言っていたように、非常に緊張した様子でした。

　（Q.今後、どのようなミッションが待っているか？）
　今後は、今回の衝突装置によって無事にリュウグウにクレーターができたか確認する作業があります。これは2週間後ぐらいに確認される予定です。