「はやぶさ2」衝突装置分離 爆発からの退避も確認[2019/04/05 14:54]

 探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」に人工的なクレーターを作るための衝突装置の分離に成功しました。

 JAXA(宇宙航空研究開発機構)によりますと、小惑星「リュウグウ」に人工のクレーターを作るための衝突装置がはやぶさ2から5日午前10時56分に分離されました。衝突装置は40分後の午前11時半すぎに爆発して金属弾を発射する予定で、はやぶさ2は爆発に巻き込まれないようリュウグウの裏側に退避する計画になっています。午前11時56分には、はやぶさ2が退避したことを示す信号が届き、はやぶさ2の無事が確認されました。小惑星に人工的なクレーターを作るのは世界初の挑戦です。クレーターの確認は2週間後になる予定です。

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