去年噴火の群馬・本白根山 警戒レベル1に引き下げ[2019/04/05 18:31]

 気象庁は、群馬県の草津白根山の本白根山において噴火警戒レベルを2から1に引き下げました。

 草津白根山の本白根山では去年12月から火山性の地震活動が少ない状態であることから、気象庁は噴火警戒レベルを「火口周辺規制」にあたる2から「活火山であることに留意」の1に引き下げました。ただし、去年1月に自衛隊員1人が死亡する突発的な噴火が発生したこともあり、今後も火口付近では注意が必要としています。一方で、本白根山から2キロほど北に位置する白根山湯釜付近の噴火警戒レベルは引き続き2のままで、火口からおおむね1キロの範囲で立ち入りが規制されています。草津町によりますと、付近を通る国道292号は19日に冬季の規制が解かれて開通予定となっていますが、湯釜付近の立ち入り規制の影響で全面開通にはならない見込みです。

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